ネチケット講座資料



  
2日目(11/16)

一行の文字数

相手がどのようなメールソフトを使っているかわからないので、60字 から70字で改行するようにしましょう。一行が長いと読みづらくなり ますし、相手がどのようなメールソフトで読んでいるかがわからない からです。一行の最大文字数は80文字と考えるのが、慣習となってい ます。この文字数を超えたときの処理は、メールソフトによってまち まちです(80文字を超えた場合にも行の折り返しを行わないというソ フトもありえます)。

最大文字数が80文字なのに、60文字程度を推奨するのは、返信のとき の引用を考慮しているからです(引用部には引用符がつきます)。

メールソフトによっては、メール作成の終了時に自動的に改行をして くれるものもあります。自分のメールソフトにこのような機能がある かを確認して、もしある場合にはこれをうまく使うのも良いでしょう。

5行〜6行をメドに段落をまとめて、読みやすくするように心がけまし ょう。段落の最初を字下げする必要は、特にありません。その代わり、 段落と段落の間を一行空けるとさらに見やすくなるでしょう。一行ご とに空の行をはさむのは、あまりおすすめしません。

署名

本文の一番最後には、署名と呼ばれるようなものをつけます。自分が 送信したということを証明するものでもありますし、本文が終わった ということを知らせるものでもありますから、通常の場合にはつけた 方が良いでしょう。例として、私の署名を掲載しておきます。

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Onishi Masaki, my nickname 'co2' is pronounced "koko".

通常は、名前の他にメールアドレスやwebページのアドレスなどを入 れたりします。たまに、住所や電話番号まで入れている人がいますが、 これは止めた方が良いでしょう(仕事で使っている場合などは、別で す)。知らない人に、いきなり住所まで教えてしまうなんてことは、 普通ありえないですよね。署名はどのメールにもつくわけですから、 入れる情報は最低限にしましょう。

あまりに長い署名も嫌われます(本文より署名の方が長いとか)。最 大でも4行くらいにしましょう。

半角カナ文字は禁止

インターネットでの「半角カナ」の使用は禁じられています。「半角 カナ」は文字化けします。「全角」のカナを使うようにしましょう。 句読点や括弧などに「半角カナ」を使ってしまう例が多いようです。 これらは、漢字変換の設定でうまく回避することができます(MS-IME の場合、環境設定の「全角/半角」で「常に全角に変換」を選択)。 (上のような場合に、全角・半角という言葉を使うのはあまり適切で はないのですが、ここではわかりやすくするためにあえて使っていま す。)

チェーンメールの取り扱い

チェーンメール(chain mail)とは、数人の人に全文の転送をお願い するメールのことです。はがきなどで来る場合と同様な不幸のメール や「ある血液型を探しています。」といった善意を装ったものなど、 いろいろあります。不幸のメールのように受け取る人の迷惑になるも のを出してはいけないのは当然なのですが、電子メールの場合にはそ れ以外のものも禁止されています。広い範囲に転送され、ネットワー クに多大な負荷をかけるからです。あなたが数人に転送しただけだと しても、メールの数はねずみ算式に増えていきます(次の人も同じこ とをするでしょうから)。その結果、回線がパンクしてしまうのです。 どのような情報(それが重要なものだったとしても)でも、チェーン メールにしてはいけません。

圧縮と解凍

インターネット上ではデータのやり取りを円滑に行うために、その量 を少なくする必要があります。そこで、ファイルにある処理をしてサ イズを小さくします。この作業のことを、圧縮と言います。しかし、 圧縮した後のファイルは、そのままでは利用することができません。 使用する前には、元に戻す処理をする必要があります。この処理を、 解凍と言います。解凍をすると、ファイルは圧縮前の状態に戻ります。

圧縮の形式には、LHAやZIPなどがあります。圧縮および解凍ソフトは、 それぞれの圧縮形式ごとに必要となりますが、最近では複数の圧縮形 式を取り扱うことのできるソフトもあります。用途に応じて、使い分 けると良いでしょう。

HTMLメール

メールソフトの中には、メールの本文にその文字の大きさや文字の形 (フォントといいます)などの情報を自動的に添付して送るようにな っているものがあります。通常、HTMLメールと呼ばれています。これ を使うと、デザイン的にきれいなメールを送ることができるのですが、 この形式は対応していないメールソフトも多いため、相手がHTMLメー ルを扱えるとわかっている場合を除いては送らないようにしましょう。 自動的に添付してしまうメールソフトの場合は、設定によってこの動 作を行わないようにすることができます。

Outlook Expressでの設定

  1. 「編集」メニュー→「設定」を選択します。

  2. ニュース・メールともに「テキスト形式」を選択し、「OK」ボタンを クリックします。

メーリングリストとは

メーリングリストというのはシステムの名称です。そのシステムを中心 とした人の集まりのことを言ったりもします。メーリングリストにはメ ールアドレスと参加者リストというものがあります。

例えば、ネチケット講座メーリングリストというものがあったとしまし ょう。このメーリングリストにはaicel21@plecom.gr.jpというようなメ ールアドレスがあり、参加者リストには今日参加されている方のメール アドレスが登録されているとします。

メーリングリストの基本的な仕組みは、このメーリングリストの参加者 がaicel21@plecom.gr.jpにメールを出すと、このメールを参加者リスト に書かれている人全員に送るというものです。

参加者リストに登録されている人たちが、次々とこのアドレスへメール を出していくことで会話が成り立つということは、なんとなく想像でき るんじゃないかと思います。このようにして、同じ場所(メール上です が)での複数の人たちによる会話を可能にするわけです。

メーリングリストで流れている情報を他の場所へ転載できるか

メーリングリストの運営方針によって異なるのですが、基本的には禁止 と思っておいて間違いないでしょう。そうでない場合にも、転載の対象 となるメールを書いた人には必ず転載希望の旨を伝え、許可を取りまし ょう。(これは一対一でのメールのときも同様です。私信ですから当た り前ですね。)

メーリングリストに添付ファイルつきのメールを送って良いか

これも、基本的に禁止です。あなたからメーリングリストへ送られる添 付ファイルは一つかもしれませんが、メーリングリストに100人登録さ れていたら、そこからはファイルが100個送信されてしまいます。チェ ーンメールのときのように、ネットワークがパンクしてしまう恐れがあ ります。


参考

フリーメールとは

フリーメールとは、色々な会社が提供している「無料でメールアドレ スがもらえる」サービスです。例えば、「会社で、メールアドレスを もらったのだけど、会社用と私用は区別して使いたい」とか「懸賞に 応募したら、ダイレクトメールが山ほど来るようになった」とか「前 にネットで知り合った人に、メールアドレスを教えたら、しつこくメ ールで誘われた」というようなときに、フリーメールを持っておくと 便利に使えるわけです。

たとえば、インターネット上の掲示板に書き込みをするときにはフリ ーメールを使って、親しい友人にはすでに持っているメールアドレス を教えるようにすれば、変なイタズラメールやダイレクトメールを防 ぐことができます。もし、嫌になったらフリーメールを解除してしま うという手段も使えるようになります。

フリーメールの種類

さて、フリーメールには、いくつかの種類があります。もちろん、サ ービスを提供している会社によって少しずつ違いますが、仕組みの面 から大きくわけると3種類あります。この中から、自分に合ったタイプ のものを使うようにすると、良いでしょう。

  • POPメール
  • 普段使っているパソコンでメールソフトを起動して、サービス会社の メールサーバに接続するタイプです。プロバイダや学校・会社からも らうメールアドレスと、同じように使うことができます。

    長所:普通のメールと同じように使える
    短所:メールソフトの設定が必要

  • Webメール
  • Webブラウザを使って、メールを見るタイプです。メールソフトは使い ません。インターネットカフェなどからでもメールをチェックできま すが、メールを読んでいる間、ずっと接続している必要があります。

    長所:メールソフトが不要で、出先でも海外でもメールが読める
    短所:メールを読んだり書いたりしている間、インターネットに接続 し続ける必要がある
    メールの保存にも向かない

  • 転送メール
  • 上の2つが「新しい郵便受け(メールボックス)を持つ」タイプだとす れば、こちらは「表札だけを増やす」タイプです。フリーメール宛に 送られたメールを、自動的にすでに持っている持っているメールアド レスに転送してくれます。

    長所:普通のメールと同じように使えて、しかもメールソフトの設定 を変更しなくても良い
    短所:ダイレクトメールを防ぐことには、役に立たない(結局、自分 のところに届くから)

フリーメールの使い方 〜Webメールの場合〜

ここでは、良く用いられるWebメールの一つであるYahoo! JapanのYahoo! メールの使い方を説明します。

まず、Yahoo! メールを利用するには、Yahoo! Japan IDの登録もする 必要があります。Yahoo! のトップページから「メール」をクリック します。

続いて、「Yahoo! JAPAN IDを登録」をクリックします。

すると、登録画面が表示されるので、IDやパスワードを指示に従って 入力しましょう。Yahoo! メールでは、メールアドレスの先頭部分が Yahoo! Japan IDと同じになるので、メールを送った際に「送信者」と して表示される姓名だけ決めれば登録できます。なお、この姓名は本名 である必要はありません。むしろ、安全性からいえば、本名は避けた方 が良いかもしれません。

登録を済ませたら、ログインします。

後は、普通のメールソフトと同じようにメールを読んだり書いたりす ることができます。ただし、それはあくまでもWebページとして見てい るのであって、実際にメールソフトを使っているわけではありません。 だから、途中で接続を切ることはできませんし、重要なメールは自分 のパソコンに保存する必要があります。データは自分のパソコンでは なくYahoo!のサーバにあるということは頭の片隅にいつも入れておき ましょう。

Webメールの特徴である「どのパソコンからでも見ることができる」と いうのは「他人に、自分のメールを見られる恐れがある」という短所 にもなります。自分専用のパソコンでない限り、パスワードは記憶さ せないようにしましょう。同じ理由で、使い終わったらログアウトす るというのも、必ず行うようにしてください。


まとめ

  • 相手に対する心づかいをいつも忘れずに。(^^)


参考文献

講師


  

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