東の空に陽がのぼる
緑の丘に風が光る
新しい今日 自由な今日だ
その今日に学ぶきびしさ
その今日に生きる喜び
あこがれやまぬ心いだいて
歴史をたずね 宇宙に問いかけ
ひとりひとりが明日を拓く
ひたむきに おおらかに 友よゆこう
ふるさとの誇りを胸に
われら静岡東高
1.
東の野に 霧はれて
清き白亜の 高楼に
光ぞひらく 三春秋
創業の槌 たからかに
友よ眉あげ 肩をはり
暁鐘つよく 打たんかな
2.
東陵健児 つどいては
真理の炬火は あかあかと
若人の意気 草に映え
竜爪山麓 風に舞う
友よ頬そめ 顔をあげ
緑羅のアーチ 建てんかな
3.
陵南の流れ 永遠にして
若き生命の 感激に
覇気玲瓏と きらめけば
洋上歓喜の こだまあり
友よせい旗を なびかせて
歌声たかく 漕がんかな
4.
ああ新しき 黎明よ
青春の影 うつしつつ
明星たかく 輝けば
白銀の誇り 額にあり
友よ天馬に 鞭うちて
理想ゆたかに 生きんかな
1.
紫匂う 黎明の
清暉ここに みちあふれ
心新たに つどうかな
友よ 友 友 求めよう
叡智の光 求めよう
2.
光あまねし 灼熱の
熱気ここに みなぎりて
感激新たに まなぶかな
友よ 友 友 勤しもう
真理の道を 勤しもう
3.
香も高し 竜爪の
夕映えここに かげろえば
想新たに かたるかな
友よ 友 友 育くもう
希望の夢を 育くもう
1.
遠く砕ける太洋の
黎明破る雄たけびに
竜爪燃えて 迎えうつ
健児一千ここにあり
戦雲流れて 矢のごとく
東陵の誉れ うちふるう
2.
あかね色さす明星の
陵線白く校旗振れば
王者の誇り 虹に映ゆ
健児一千ここにあり
駒をすすめて 征くところ
勝利微笑み 凱歌舞う
1.
春まだ浅き瀬名川の
岸辺の草の萌え出でて
霞たなびく新墾の
緑の大地 香は高し
ここ竜南の 一角に
若き生命は 誕生す
2.
東の野は 黎明の
朝露繁き 青稲田
涼風面を流れゆき
今日の充足を 誓ふかな
ここ竜南の一角に
若き魂 育ちゆく
3.
竜爪の秋深うして
日本平の 稜線の
夕映え燃ゆる 空仰ぎ
遥けき倖に 憧憬るる
ここ竜南の一角に
若き心は 冥想す
4.
忍従の冬 風荒れて
砂塵曠野を渡り来る
厳しき試練 耐へ抜きて
飛躍の機ぞ期して待つ
ここ竜南の一角に
若き翼は 羽搏かむ
東天の一角に
明星輝き
竜爪原頭に
朝を告ぐれば
東陵健児の
意気いよいよ高く
東 東 若き太陽
鼓勇の響き堂々と
紫旆を進め 一千の
団結燃える 今 今ぞ オー
青雲たなびく東陵の
天に伸び広がる
欅に誇りあれ
根おろす大地に足をはれ
自分に負けず 斗いに
勝つ時は今 今 今ぞ オー
我らの意気をいざや示さん